鈴盛農園

日本の農業をカッコよく!

愛知県碧南市にて露地野菜専門で農業生産を行う、鈴盛農園のご紹介です。

オリジナルブランドの高糖度にんじん「スウィートキャロット リリィ」
農園名物の7色の人参「しあわせのカラフルにんじん」
こちらは、塩のチカラで糖度や食味を上げる農園独自の【塩農法】で栽培され、その取り組みで愛知県知事賞も受賞しています。



当然、新聞、雑誌、テレビなど多数メディアで取り上げられることも多く、海外のテレビ番組(韓国KBS)でも特集を組まれるほど、人気の農園です。


そんな人気の秘密は、代表の鈴木啓之さんの魅力にあるのですが・・・

と、その前に、まずは気になる、鈴盛農園のにんじんをご紹介します。




鈴盛農園で一番人気の野菜、にんじん。
まず、どうしても紹介しておきたいのが、スウィートキャロット リリィ”Lily”です。
<香り>
愛知県碧南市は海沿いの町で、畑の砂はまるで海岸の砂のようにサラサラしています。そんなやわらかな砂地の畑でストレスなくのびのび育つので、臭みの少ないにんじんができます。
<甘さ>
驚くかもしれませんが、三河湾の幻の海水塩、饗庭塩(あいばじお)を希釈して、にんじん畑に散布する、鈴盛農園独自の栽培方法『塩農法』を行っています。土壌にミネラルを補充することで、にんじんの糖度がグーンとアップします。
<濃厚な味>
土づくりへのこだわりも忘れてません。海草エキスや乳酸菌などの有機質肥料をふんだんに使用し、にんじんにとって良い影響のある微生物を増やすことで、濃厚で元気な味を出しています。





もちろん全部、にんじん。
しあわせのカラフルにんじん、全部にんじんなんです。 心も体も元気になれるにんじんが創りたいという想いから、カラフルなにんじん作りをはじめたそうです。
目で見て食べて、ワクワクしておいしい、にんじんです。



カラフルで、切り口も可愛い、栄養素もいろいろ
実は色によって多く含まれる栄養素が違います。オレンジ色にんじんは「βカロテン」が豊富で有名ですが、赤色にんじんには「リコピン」、紫色にんじんには「ポリフェノール」といったように、色によって多く含まれる栄養素が違います。
ですから、カラフルにんじんを食べることで、いろんな栄養素をとることができます。




ようやくご紹介、代表の鈴木啓之さん
日本の農業をカッコよくしたい、そのために一歩踏み出したのが鈴木啓之さんです。
25歳の時に会社員を辞め、農業の世界に飛び込んだそうです。「おいしくて安全な食べ物を食べたい」誰もが思うこの当たり前のことに真摯に向き合い、ちょっと幸せになれるような、食べるほど健康になれるような、そうした野菜をつくってたくさんの人に届けたいという想いがあるそうです。

そして、農業のエンターテイメント化を行動指針に想い描き、農業をキツイ、キタナイ、キケンな職業でなく、人に喜びを提供できて、憧れられる職業に高めたいという、使命感を持っています。

「農業(農家)」が変わることで、おいしく安全な野菜のチカラがどんどん増していき、世の中が幸せで健康なライフスタイルになっていきます。それに加え、カラフルにんじんなどの驚き(エンターテイメント)も発信していくことで、たくさんの人たちの気持ちを明るく元気にしていこうとしているのだと思います。

こうした想いを持つ、鈴木啓之さんが見ている先には必ず人がいます。
人が好き、だから人を明るく元気にしたい、そのための方法として見据えるのは「日本の農業をカッコよく!」という言葉なのだと思います。



<ひとつ紹介したいエピソード>
代表の鈴木啓之さんが、とても人から好かれ、信頼できるエピソードをご紹介します。

6年前、鈴盛農園に中学生が職業体験に来ました。その中学生は今20歳になり、再び鈴盛農園に訪ねてきたそうです。
話を聞いてみると、彼は夢だったラーメン屋で独立することを決めたとのこと。
そしてこう続きます。
そのラーメン屋は、鈴木啓之さんのつくった野菜を使ったラーメン屋であること、それも込みでの夢だったとのことです。

最近そんなことがあったと鈴木啓之さんは話してくれました。「そんなことがあって、じゃあ小麦もつくらなきゃいけないかな」と笑いながら言っていましたが、驚きのエピソードでした。
中学生での数日間の経験が、20歳になっても忘れられないほどの、鈴盛農園の野菜作りへのこだわり、人から好かれる鈴木啓之さんの人柄をあらわしているなと思い、紹介させていただきました。




鈴盛農園のにんじんが獲れるまで
①【土づくり】7月頃に有機質肥料を畑にまいて、有用な微生物を増やします。
②【耕運】トラクターで土を深くまで耕していきます。
③【畝立て】にんじんのベットを作ります。雨に負けないように高うねにします。
④【種まき】8月に種をまきます。人参の種は吹けば飛ぶような小さな種です。
⑤【水やり】芽が出るまでの一週間、毎日水をかけます。にんじんは発芽率の低い野菜です。芽が出ると本当に嬉しいです。
⑥【間引き】4cm間隔でまいた種を約8cm間隔になるように間引きます。間引いたにんじんは「人参菜」として美味しく食べられます。
⑦【土寄せ】にんじんの肩が外に出てしまわないように、うねの間の土をかぶせていきます。
⑧【塩散布】鈴盛農園独自の「塩農法」饗庭塩、乳酸菌、海藻エキスなどを希釈した特製液肥を散布します。
⑨【収穫】11月。待ちに待ったこの時!一本一本手掘りで収穫します。畑はにんじんの爽やかな香りが広がります。
⑩【洗浄】収穫した人参を専用の洗い機で綺麗にします。この時に土も薄皮も落とすので、鈴盛農園のにんじんは皮ごと食べられます。
⑪【翌年に向け】気温の高くなる7月頃、畑に透明なビニールマルチをしっかり張ります。太陽熱の力で畑の悪い菌を退治したり、雑草の種を焼いていきます。







よくある質問


Q.にんじんの旬の季節はいつですか?
A.実は、にんじんには夏季(6~8月)と、冬季(11~4月)に旬があります。
  その中でも、一番おいしくなる季節は寒い真冬の12~2月頃です。この頃のにんじんは、糖度が上がり、甘みを強く感じることができます。

Q.にんじんを食べると、どんないいことがありますか?
A.にんじんの代表的な栄養素は「βカロテン」です。
  肌、髪、爪などを綺麗に保つために重要な栄養素でもあり、のどや鼻の粘膜を丈夫にし細菌に対して免疫力を高める効果があります。
  風邪の流行る冬場に、にんじんを食べるのがオススメです。

Q.長持ちする保存方法はありますか?
A.むれないように水気をよくふいて、冷蔵庫で保管してください。
  冬は室温に置いても長期間保存することが可能です。
  気温の高い夏にお届けする初夏採りにんじんは必ず冷蔵庫にて保存ください。

<注意ポイント>
葉や土が付いたままにしておくと、にんじんの持つ水分を吸い取りどんどん蒸散させてしまうので、人参がしおれる速度がとても早くなります。
葉っぱつき、土つきのにんじんは、実は鮮度が保ちにくいです。

<長期保存のワンポイント>
ヘタを切り落とし、水気を拭き取った後で、ラップを密着させるようにくるんで冷蔵庫に入れておくと傷みにくいです。